はるかにお任せ♪和室のあれこれ

2017年04月09日

住まいの和室の使い方とポイント

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住まいでは日本の場合マンションなどでも和洋両方の部屋があります。洋室ばかりでは、どうも落ち着かないということもあり、全体が洋風で洋室が多い場合でも、一部屋は和室になっているという住まいの構造になっています。

使い方としては、日当たりや独立性が良い場合も多いので、その場合には寝室などに使うという方法もあります。落ち着いて休むことができる部屋が寝室になりますが、いちばん環境の良い部屋の場合には寝室にすると落ち着きます。

マンションなどでは、床の場合には、冬は冷えます。暖房があっても床が冷えていると底冷えを感じます。そうなるとなかなか寝室としては上手くありません。

日本の環境に合っているということでは、畳の部屋が安心できます。気分的にも底冷えを防ぐということでも有利です。その他の使い道として、高齢者が共に暮らしている場合も、畳の部屋を優先的に使ってもらうということになります。

畳があれば、それだけで安心ができますし、冬なども炬燵で落ち着いて暮らすこともできます。将来介護が必要になったり、高齢者を引き取るという場合にも、畳の部屋をそのために利用できるようにしておきます。その場合、バリアフリーも気をつけます。

日本の住まいはバリアフリーができていない場合が多く、狭いということもあり、車椅子などの移動が非常に困難です。廊下や洋室との境の段差も注意が必要になります。高齢者でなければ、簡単に越えられる段差でも、高齢者の場合には数ミリの段差で躓いてしまう場合があります。

高齢者は骨粗しょう症などがあり、わずかに転んだだけでも骨折をしたりします。そうなるとそのまま起こることができなくなるということで、ますます介護も大変になります。そうならないためにも、段差のできるだけ少ないような和室を用意する必要があります。

畳の部屋で転んでも怪我は少ないですが、床では室内でも骨折をしてしまいます。その点も注意が必要です。その他の特徴としては、畳のいぐさの香りが、心を落ち着かせたり、弾力性が気持ち良いと感じたりもします。木の床の場合には、弾力性もなく冷たい感じもしますので、とくに冬は高齢者には向いていません。暖房なども嫌う高齢者も多いので、やはり畳の部屋で炬燵で生活をするということで、畳のある部屋が良いということになります。構造的に色々なタイプがあるので、それぞれの環境の条件やタイプに合わせて利用するようにした方が効果的に使うことができます。