はるかにお任せ♪和室のあれこれ

2016年08月14日

どれくらいで交換をするのか知っておく

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布団の場合、中の綿が固まったりしたときに買い替える場合があります。でも、布団を打ち直してもらうことで、古い布団が復活することがあります。新しいものを買うよりも安く、同じように使えるのでお得になります。住宅の設備の中にも、使い方によって長く使うことができるものがあります。
畳の場合、3年から4年で使うのに問題が出るくらい傷みます。では新品と交換するかですが、まだ使うことができます。まずはそのまま裏返しにする方法です。さらにあるのが表替えと呼ばれる方法です。中身は使えるので、イグサの部分だけ交換して使います。
イグサを新しくした方が新品のように使うことができますが、よく使う部屋の場合は、裏返したりして効率的に使った方が良い場合もあります。何とか表を交換して使うことができても、20年ぐらい使うとかなり傷みが出てきます。
この時にようやくすべてを交換します。リサイクル品などを使うことで、安く替えられる場合もあります。

適切な掃除の方法を知っておくと長く使える

住宅などでは、そのままにしておくよりも実際に使った方が長く使える場合があります。建物はそのままにしているとただ劣化していきます。使うことによって適度に力が加わったりするので、傷みにくくなるのでしょう。もちろん使われ方などにもよりますが、手入れをしながら使い続けるとかなり長く使える場合があります。
和室によく使われる畳ですが、一応消耗品の一部です。ですから一定期間で使えば取り換える必要があります。とは言いながらも、できるだけ長く使いたいですよね。そのためにどうするかを知っておくと良いでしょう。普段できることとして、目に沿って優しく掃除をします。
この時はほうきを使っても掃除機を使っても構いません。目に反して行えば、そこからけば立ったりして傷みやすくなります。伝統的には、使ったお茶の葉を絞ってまき、それをほうきではく方法が知られています。適度に水分を持った茶葉が汚れを吸収し、それと一緒に取ることできれいになります。

(参考サイト)
畳(たたみ)の張り替え 襖(ふすま)や障子もお任せください。|とりまつ畳
http://www.tori-matsu.jp/
> オフィシャルサイトへ

地域などにより大きさが異なることを知る

賃貸住宅を利用するとき、広さをチェックすることがあります。日本では畳の枚数で表示するのが伝統的になっていて、大体どれくらいの広さかを知ることができます。しかし、ある時困ることがあるでしょう。表示されている広さに比べて、見た目であったり、実際に利用した時に広く感じる、狭く感じることがあるからです。
同じ地域ならそれほど感じませんが、関東から関西、東海、九州などに行ったりすると感じるかもしれません。実は、各地域で伝統的に大きさが異なる場合があります。京間と呼ばれるタイプが本間といわれ、主に近畿より西で使われます。
最も広いタイプです。関東でよく知られているのが関東間、江戸間と呼ばれるタイプで、縦なら15センチくらい短くなります。愛知県や岐阜県では中京間と呼ばれるタイプが使われ、京間と関東間のちょうど中間ぐらいの大きさになります。
さらに団地が良く作られたときには関東間よりも小さい団地間と呼ばれるタイプもありました。