2018年03月30日
和室は日本では馴染み深い空間です。一歩入るとい草の匂いに包まれて、気持ちもホッとします。洋室が多い家の中でもわざわざ一部屋を設けたり、マンションでも中和室があったりと、その文化は今でも受け継がれています。
そんな部屋の活用方法はたくさんあります。まず広いスペースを確保しておくことで、いざという時にパッと対応できる空間になります。普段からあまり大きな家具や荷物を置かずに片付けておけば、急な来客があった時に客間として活躍します。
もし宿泊するなら、布団を敷けば寝室にもなります。また畳の上で友人とお茶を飲むのはテーブルと椅子で過ごすのとは少し違った趣があり、そんな雰囲気を味わいながらお茶を飲んでいると話に花が咲きます。さらに子どもの友達が来た時にも、遊ぶための部屋へと早変わりします。
段差もなく裸足になって自由に動き回れるので、安心して遊べる場所です。そして趣味を追求する部屋としても活用できます。裁縫をする人なら布を広げてミシンを出せるので、作業がしやすいメリットがあります。またコレクションが好きならこだわりの並べ方をすることで、そこはリラックスした空間になります。
さらに、和のテイストにこだわらずにインテリアを楽しむのもいい活用方法です。和室には木目調の家具がよく似合います。ちょっとした棚をおく時にそのような柄を選ぶと、部屋にマッチしてよりおしゃれな雰囲気を出すことができます。またナチュラルで低いテーブルやソファもしっくりとくるので、置いてみると思いがけなく洗練された部屋になります。このように、固定観念から脱却することで魅力を見出して楽しむのも、新しい活用方法といえます。