和室は日本では馴染み深い空間です。一歩入るとい草の匂いに包まれて、気持ちもホッとします。洋室が多い家の中でもわざわざ一部屋を設けたり、マンションでも中和室があったりと、その文化は今でも受け継がれています。そんな部屋の活用方法はたくさんあります。まず広いスペースを確保しておくことで、いざという時にパッと対応できる空間になります。普段からあまり大きな家具や荷物を置かずに片付けておけば、急な来客があった時に客間として活躍します。
和室といえば、畳ですが日光や紫外線により色褪せて畳焼けを起こしてしまうことが多いです。初めは、きれいな緑色でもある程度経年劣化によって黄色くなっていきますが、そのスピードも抑えることができます。基本的な対策としては直射日光を畳に当てないようにするということです。まずは、日中はふすまや障子を閉めて日光が直接当たらないようにすることでかなり効果があります。とはいっても夏場などは暑さもあり、風通しをしたいところです。